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【狂おしい秋・学園の狂騒・9】 

BL観潮楼秋企画【狂おしい秋・学園の狂騒・9】

秋企画pioさま全身

ぼうっとした作業員は、やがて車を止めると荷台のがらくたの入った箱をひっくり返した。
産業廃棄物は、最近細かな仕分けが必要になっていたからだ。

「いった~ぃ。」

箱の中から転がりでた等身大の金髪人形に、作業員は腰を抜かさんばかりに驚き、次いでそっと手を伸ばしかけた。

「すっげ・・・、この人形生きてる・・・」

大きな目を見開いた、「恋するアキちゃん」の人間版は、作業着の自分を熱のこもった目で見つめて誘っていた。(としか、思えなかった。)

「とうとう俺の思いが通じたんだ、アキちゃん。人形のときはあんな間抜けな顔で、マグロだったのに・・・」

ダッチワイフと比べるのは、いくらなんでも酷すぎると思う。

・・・ともかく。
何が何だか分からない隼は、じっと作業員の動向を見守っていた。
いきなり抱きしめられて、驚きのあまり声も出せない隼はただ口をパクパクさせているだけだった。

「アキちゃん。俺が欲しいの?そんな口をパクパクさせて・・・でも、今は仕事中だからコンドームも持ってないし、本当はちょっと待ってて欲しいけど、今、兄貴いないし軽く抜いても平気かな・・・」
「やっちまうか~。」

抱き寄せられて、呆然としたまま仰向けに転がされた。

「いつものとおり、お願いします、アキちゃん。」

ズボンのバックルをカチャカチャといわせ始めた段階で、さすがに嫌な予感がした。

目の前で焦点が合ったものに、危うく卒倒しかけた。

ぴんくじゃない雄雄しいぞうさんが、迫ってくる。
隼はここに来て、やっと自分の置かれている立場を理解した。

「これって・・・。これって・・・。すっごく大変?」

「そうだよ、アキちゃん。おれ、もうこんなになってる。お願いしますっ!」

ジャングルの雑林を蹴散らして、野生の象が餌場に向かう、そんな荒々しさを持って作業員のぞうさんが雄たけびを上げた。

「ぱお~っ!」

「きゃあっ。」





おひめさまモードの隼ちゃん行方不明な上、大変なことになってます。
ジャングルの野生のアフリカゾウに襲われた、ぴんくのぞうさんの「明日はどっちだ?」←明日の〇ョー風。
今回短くてごめんなさい。
着地する場所を探していました。     此花
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観潮楼さま秋企画
こちらで使用させていただいている美麗挿絵(イラスト)は、BL観潮楼さま・秋企画参加のみのフリー絵です、それ以外の持ち出しは厳禁となっております。著作権は各絵師様に所属します。
pioさま鼻血ぷぷっの美麗イラストお借りいたしました。ありがとうございました。きゅんきゅんの綺麗お子さまです~。おひめさまモードの隼ちゃん行方不明な上、大変なことにっ。

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2 Comments

此花咲耶  

NoTitle

けいったんさま


そうなの。大人のぞうさんが御挨拶にいらっしゃって、お姫さまは大変です。
何しろ、隼ちゃんは漢(おとこ)ですから、雄雄しく闘っ・・・たりはしないですね、やっぱり。
眼鏡っ子が、コンタクトにすると、馴れるまで大変みたいです。
そういえば沢木パパのこと、最近忘れてました~(≧▽≦)...ごめんね~。終わりのほうで、ちょこっと出ますから待っててください。
コメントありがとうございました。嬉しかったです。秋企画の内に、らぶらぶ度上がるといいなと思っているのですが・・・まずいわ~・・・進展しないわ~・・・


2010/10/07 (Thu) 21:53 | REPLY |   

けいったん  

アキちゃんって そういう事だったの!

ダ。チワイフが あるなら ダ。チハズバンドも あるのかな?

隼の 可愛い お口に 大人の象さんが ぱお~と ご挨拶♪

この 危機(って言って いいのかな・・・)に 隼を 助け出すのは 誰なの~? 希望としては 沢木パパで お願いしまーす
(*≧・≦*)...沢木パパ、好きです...byebye☆

2010/10/07 (Thu) 21:42 | REPLY |   

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