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BL観潮楼・H22秋の企画【狂おしい秋・悩める少年S】 

BL観潮楼・H22秋企画・【狂おしい秋・悩める少年S・2話】

秋企画pioさま、バストショット


その後、木本さんがぼくの好きなグレープジュースを持って来てくれたので、木本さんにも聞いてみた。

「木本さん。」
「なんですか?ストローが必要ですか?」
「違うの、聞きたいことがあるの。」
「どうぞ、お聞き下さい。」

大人の木本さんがそういうので、思い切って聞いてみた。

「あのね。ぼく、ホーケー・・・?」

木本さんは真剣な顔で、眉間に一本きゅと皺を刻むと告げた。

「それは・・・きちんと、見て見ないとわかりませんね。」
「木本さん、見ればわかる?」
「わかります。」
「お願いします。単勝で、火星のキンタマーニかどうか見て下さい。」
「は・・・い?」

木本さんは、大学出のインテリ893さん。
商売の才に長けていて、周二くんのおうちの屋台骨を支えている、やり手の実業家でもある。
ションベンくさいガキが苦手で断念したけど、教員免許も持ってるし、頭良いんだあいつと周二くんが言っていた。
落第しないで済んでいるのは、あいつのおかげだって。
そういえば、いつか宿題をしていたとき、ぼくがつまずいた問題をサラサラと解いてくれたっけ・・・

「じゃ、ねんね、ここに寝て。」
「そうです、よく見えるように力入れないで、かえるのようにぱっくり足開いてください。」
「あの・・・。ぱっくりはちょっと恥ずかしい・・・です。」
「病院に行っても、同じ事しますよ。」
「・・・ほんとう?」
「この木本。嘘と、坊主の頭は結ったことがありません。」

よく見えるようにするためにといって、腰の下に枕を当てて木本さんはじっと覗き込んだ。

「う~ん・・・」
「ど、どう?ぼく、ホーケイ?単勝で、火星のキンタマーニ?」
「分かりませんから、ちょっと触りますね。」
「・・・あっ・・・」

温かい指がそうっとぼくのおちんちんに触れた。
そして、ぎゅっと握りこまれ、ピリと先端を裂かれるような鋭い痛みが走った。

「き、きゃあっ。」

ぼくの逃げそうになった腰を掴んで、木本さんが押さえつけた。

「ねんね!じっと、してろ!」
「あぁ・・・っ」

低い声が怖くて、涙目になる。
斜めに捩って、半身を起こしたらぼくのおちんちん・・・あ。

「やっ、やっ、やめて。木本さんっ。」
「いっ、いたぁ~い!」
「じっとしてろって。」

小さな丸いぼくの先っちょが全部見えてた。
両膝を押さえて、木本さんが身体を入れる。
どんなにもがいても、木本さんはがっちりとぼくを捕まえたまま、放さなかった。

「はい、終了。これで大人の階段、一つのぼったな。ねんね。」
「・・く・・っすん。」
そうっと指で触ったら、ちょっとひりひりとした。

「消毒しとくか?」
「う・・・。」

うんといったら、何かいけないことが起こるような気がする。
だって、この間生徒会長に襲われそうになった後で、キスしたとき周二くんは「消毒完了」って言ったから。
でもちょっと痛くて、もしかして先っちょ、血が出てない・・・?
ぼくの単勝で、火星のキンタマーニは大丈夫?

「・・・ホーケーだった?」
「心配すんな、日本人の大方がそうだよ。見えてりゃ大丈夫。」
「・・・・何が?」
「ねんねの、ちっこいうずら卵。」
「後は、周二坊ちゃんと一緒に、大人になりな。」

「周二くんと・・・?」

何が何だか分からないけど、木本さんが言った。

「ま。ねんねも、これで一応大人だな。」

大人になるのは、人の痛みを知ることっていつもパパが言ってるから・・・

「ぼくもそう思います。」

木本さんは、指先でちょんとあやすようにつついた。

「ゆっくりとな。」

その声は、とても優しかった。




悩める少年S・3話に続きます。

・・・ま、まさかBL観潮楼様の秋企画、皮剥いて終わりなんて事はないはずよね~?( ^^)Y☆Y(^^ )ね~?と、書きながら此花、滝汗かいてたり・・・(ノ><)ノ大丈夫、もう一話あるっ!駄目でもまだ秋はあるっ!
隼ちゃんは、タンショーホーケーを競走馬の名前だと思っているようです。しかもどこかで、間違っています。
本当に居るんです。キンタマーニ。      此花
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観潮楼さま秋企画
こちらで使用させていただいている美麗挿絵(イラスト)は、BL観潮楼さま・夏企画参加のみのフリー絵です、それ以外の持ち出しは厳禁となっております。著作権は各絵師様に所属します。
pioさま美麗イラストお借りいたしました。ありがとうございました。綺麗お子さまの皮、剥いちゃってごめんなさい。ごめんなさい・・・。)
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2 Comments

此花咲耶  

NoTitle

pioさま

きゃあ。pioさまの綺麗お子さまたちの出生の秘密が明らかに・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ妄想妊娠!?って・・・美麗絵とのギャップが大きすぎて、はあはあします。
いつも太っ腹で何してもおっけ~とおっしゃってくださるので、図に乗りまくってこんなことまでっ!←土下座っ!
作者のテクがないので、隼ちゃんの下半身が幼いから仕方ないと言うものすごい言い訳設定を考えました。
きゃあ。感謝って・・・っ!こちらこそ、もう綺麗絵のおかげでいっぱい救われてます。ほっとくとどこまでも行ってしまいそうで、大変です。
よくよく考えると、妄想場面では色々かいてますけど、実際は後孔(//▽//)・・・にすら触れてないというこのプラトニック。
もう少し、成長できるようにがんばりますので、お付き合いよろしくお願いします。ぺこり。

2010/09/04 (Sat) 08:37 | REPLY |   

pio  

(v v)

此花咲耶様。涎を垂らしながら妄想妊娠して産み落としたアホ子らを、立派な素晴らしい萌え男子に育て上げていただいてありがとうございました。此花咲耶様がお詫びしてくださるたびに、実は産みの母は悶え喜んで見ているということをもうちょっとだけ内緒にして狂おしく子らの成長を眺めていたいと思っておりましたが、辛抱たまりません。悶絶に喜んでおります。立派に大人の階段を……。涙なくしては見れません。此花咲耶様心から感謝します。(;▽;)/Thank you very much!
隼君頑張った!木本さんブラボ~!!ぱっくりの太文字good job!

2010/09/04 (Sat) 02:28 | REPLY |   

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