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隼と周二 学園の狂騒 3 

従者は、そっと口を寄せると胸の尖りにも歯を立てました。
「あっ,いや、いや。そこは、お止めになって」
懸命に抗いますが、桃雪姫の力は非力で、従者にあっけなく緊縛されてしまいました。
縄目の間に覗く、赤い粒を頬張ると従者は転がし始めました。
ぬらぬらと光る胸は卑猥に輝き、従者は桃雪姫を思うさま蹂躙するつもりです。

「時間をかけて弄られたそこは、熱を持って腫れあがり赤くじんじんとして桃雪姫を喘がせたのでした……って、やっ!もう無理っ!無理っ!会長の台本、あれもこれも変なんだもの~っ!って、あ、や……んっ、周二くん」
「これ、食っちまってもいい?」
「ぱお~(´・ω・`)」通訳「だめです~」
「隼が、言葉で煽るからさ」
「ぼく、一生けんめい、台本読んだだけだもんっ」
「……ちょっと、それ貸してみろ」

涙ぐむ、恋人の手から奪った台本に、視線を落とした周二は言葉を失った。
「初めての花を散らした桃雪姫は、その後散々後孔をいたぶられた挙句、森に捨てられました」と、過激に話は続いていた。
「その後、森に住む7人の小人達が、桃雪姫を連れ帰り、日夜時間の許す限り代わる代わる玩びました?ひえ~、なんだ、これ」

桃雪姫は、今夜こそやさしくしてねとお願いしましたが、荒くれの小人達は毎日乱暴でした。
抗おうにも、鉱山で鍛えた小人達の腕力には、まるで敵いませんでした。
桃雪姫は押さえ込まれ、とうとう緊縛され、すべての自由を奪われてしまいます。
空しく伸ばされた足先が、救いを求めています。
ゆらゆらと吊るされて、桃雪姫は悲しみの涙にくれていました。
縛められた床に、涙の溜まりができました。

「お願い。誰か、ぼくを助けて。ここから、救って……桃雪姫は、7人の小人達の共有の性奴隷となりって、まだまだ続くけどさ、隼、ほんとにこの役するの?」
「絶対しないっ!こんなの、やっ」
周二は涙目で怒っている可愛い恋人に、何をやっても可愛いだけだと笑った。
「周二くん、あのね。」
「ん?」
過激な内容に怖じて、しょんぼりと涙ぐむ可愛い恋人を後から抱え込んで、くんと白桃の甘い匂いをかいだ。
「本当はね、ぼくね。周二くんに一緒に出てほしかったの。」
「ふ~ん、何で?」
「学食の、ラブシートの使用権利を一年間貰えるんだったの。二人で並んでハートのご飯、食べたかったの」
「そうか」
「周二くん、がっこではぼくと口聞いてくれないでしょ?一緒にお昼ご飯食べたいなって、ずっと思ってたから」
「俺はおまえを食いたいぞ。」
「ぼくね、本当はね、周二くんが一緒なら劇に出ても良いと思ってた。劇の練習とかするときも、一緒にいられるでしょう?」
熟れた鬼灯(ほおずき)の実のような真っ赤な顔で、生徒会長のわいせつ絵本をがんばって読んだ隼が、たまらなく愛おしかった。
「学校でも俺と一緒に居たかったのか?」
「うん。揉め事になったとき離れてる方がいいって、木本さんは言うけど。ぼく、周二くんと一緒にラブシートに座りたいなって思ってた」
「隼がお姫さまなら、王子やってもいいかなぁ」
「周二くんっ、ほんとっ?」
周二の目が、台本の文字を追っていた。

王子は桃雪姫の緊縛の様子を、木陰からじっと見ていました。
7人の小人達に、代わる代わる愛される桃雪姫の縛められた肌は、清らかに薄く色づいて白く汗に輝いていました。
毒林檎を食べて、今や息をしていない桃雪姫でしたが、その姿はまるで生きているようで柔肌は吸い付くのでしたって。
王子見てるだけだし。
やっぱ、つまんね。
「俺、やっぱり王子役なんてしない。小人がいい」
「やん、周二くん。王子役じゃないとラブシート使用権もらえないのに」
「と言うかさ。この企画自体、おかしいから止めさせてくるわ。当然、おまえも出演禁止な」
「え~ん、ラブ・シート~」
コンタクトにしただけで、一騒動あったのに朗読劇とはいえこんなわいせつなものやらせられるか、と周二は思った。
勿論、そんなものはじめから上演する気もない生会長だったが、録音された会話を聞いて一言「ばかっぷるだね」と呟いた。
学園祭の準備は、まだ始まったばかりだ。






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