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嘘つきな唇 51 

※BL的性表現があります。ご注意ください。


背後から抱きしめられた里流は、彩の上に倒れ込むようにして横倒しに転がった。
寝台の上で重なり合ってもつれ込む。
「……あぁ……彩さん……」

自分を求める彩の手に全てを委ねながら、腕の中で里流はやっと凍りついた時間が動き出したのを感じていた。彩の大きな手が、凝視する里流の髪をかきあげた。

「里流……そんなに見つめたら、悪いことをしている気になる。力を抜け……」

「はい……」

愛おしい人の指を全身で感じ求めながら、里流は何度も背筋を這い登る快感にぞくりと震える。
彩は全身を確かめるように、愛しさを込めて里流に触れた。
両頬を両手で包み込まれ、繰り返し労わるような深い口づけを与えられた。
触れた手のひらから、じわりと彩の体温が滲みて来るような気がする。

固く閉じた瞼にキスを落とすと、里流の眦から涙が滴った。
キスだけで凝り固まった下肢のセクスがずきずきと熱を持った。
前部のボタンをすべて外して、羽織っただけのシャツは下肢を隠す役割を持たない。
先端に露を抱くセクスに自分の手で触れようとして、その手を掴まれた。

「あ……あ……彩さん、駄目……です。さ、触りたい……」

両手を頭上に張り付けられ、里流は全身を震わせた。彩の長い指で触れてほしい、できれば強く擦り上げて早くイカせてほしい。……言葉に出来ずに、潤んだ期待の視線だけを向けた。膝頭を微かに上下させる里流に気付くと、はだけたシャツに隠された小柱にふっと息をかけた。
一瞬、驚いたように里流が目を瞠る。

「里流。感じているな?……もう俺が何処に触れても平気か?怖くはないな?」

返事よりも饒舌に、赤い実が熟れてぷくりと張ってゆく。硬く尖った先端に歯を立てて弄りながら、彩は下肢に手を伸ばした。
息をひそめて待っているような里流のセクスを、彩は緩く柔らかく、ゆっくりと煽るように指先でなぶってゆく。ひくひくと快感の波に浸りながら、里流は掠れた声で彩を確かめた。

「彩さんは……おれを抱いても感じるんですか……?もし、謝るつもりなら……無理をしないでください。」

「謝りたかったのもあるが、それだけじゃない。俺は里流と、ずっとこうなる予感がしてた。嘘じゃない……いつも里流は俺の傍に居ただろう?朔良のことが有って離れると宣言したが、俺はずっと里流を抱きたかったんだ。」




本日もお読みいただきありがとうございます。(〃゚∇゚〃)

赤面しながら書いてます……(*ノ▽ノ)キャ~ッ
時間がかかって、仕方ないっす……がんばったのですがなかなか進まず、字数は少ないうえに今頃になってしまいました。終りはすぐそこなのですが、互いにかけがえのない存在だと理解するのに時間がかかっています。
うっすらエチ……(´・ω・`) むつかしいの~


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