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風に哭く花 34 

BL的性愛場面、加虐場面があります。ご注意下さい。


無理なく上体を起こせるように、翔月の背中に柏木がクッションを押し込んだ。
赤子のむつきを換えるように膝を持ち上げて、翔月の最奥が光の元に晒された。
目隠しをされたまま、翔月は逃れようとして全身を捩り頭を振る。
間近で見て居る青児は、珊瑚色に潤むそこに放出したい欲求に目がくらんだ。

青児の知る普段の翔月は、小さなころからまるで変わっていなかったが、そこにいる翔月は何度も夢想の中で喘がせた妖しく熟れた生き物だった。
狂おしい程に青児の名を呼び、先端から露が溢れそうになっている。
自分を求めて震える翔月の徴を捕らえ、思うさま扱いてやりたかったが、それは許されなかった。

伸ばそうとした腕を、男に捕まれて仕方なく青児は諦めた。
誘われて寝台の上に上がっても、青児に許されたのは、柏木と共に色づく最奥に触れる事だけだった。

「うさぎちゃん。感じてる?おっきくなったね……」

「うっ……うあっ……」

「ああ……、そうじゃないよ。」

今一つ、加減の分からない青児は先を急いて、擦り上げる指に力を込めて翔月を呻かせたたが、そっと支える指に導かれた。
気が付けばまるで一から教えるように、柏木と俊哉は丁寧に青児を導いていた。

「ゆっくりだよ。優しく擦るんだ。顔を見ながら、呼吸を合わせて……ほら。零れて来た。ほら、うさぎちゃんが感じている証拠だ。なんて、可愛いんだろうね。」

白い翔月の身体が大きく跳ね、薄く色づいて紅潮しているように見える。

「さあ……指を抜いて……。そう。もう、足を自由にしてあげようね。」

「あ、ああっ。」

指を抜こうとすると、内奥がうねって締め付ける気がした。膝を折られ緩く縛められたままの足は痺れているらしく、血が通う切なさに翔月は小さく悲鳴を上げた。
柏木が手を回し、翔月の両手も素早く自由にする。

「うさぎちゃん。ここにに、挿れてほしい……?」

「いやだ……触るな!……ああっ……」

「もう蕩けてしまっているね。入り口が、ひくひくしてる。あれほど、青ちゃんじゃないと嫌だと言って泣いたくせに、もう誰でもいいから挿れてほしいと思ってる……?」

「違う……っ!ぼくが好きなのは、青ちゃんだけだ。誰もぼくに触るな。青ちゃんに会えなくなる……いやだ……いや……あ……あーーっ!」

青児は自分の持ち物を握ると、そっと先端を翔月のほんの少し口を開いた窄まりに押し当てた。
男に目をやると、小さく頷いたので、そのまま押し返す場所へと身体を進めた。
翔月は全身で抵抗した。

「うあーーーっ!いやだーー、青ちゃんっ……助けて。」

「翔月!……翔月。」

痺れて自由にならない足をばたつかせて、必死に逃れようとした翔月を、思わずきゅと抱き寄せた。
声を出さない約束は、瞬時に破られた。




本日もお読みいただき、ありがとうございました。 ヾ(〃^∇^)ノ

ちょっとだけ進展……です。(〃゚∇゚〃)
柏木の真実、二人の気持ち……もう少しかな~……つか、難しいぞ。(`・ω・´)

「翔月……」(。´・ω`)ノ(つд・`。)・゚「え~ん、青ちゃん~」

[壁]ω・)わ、わ~~~!


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