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恋するアンドロイドAU 5 

音羽はぬるぬるとしたうなぎの頭を器用に抑えて、あっくんの頬のあたりにぺたりと押し付けた。そのまま滑らせて、へその辺りに円を描くようにこすり付けた。

「ほら。これがゆっくりと入っていく感覚ってどういうのだろうねぇ。あっくん……、この大きなうなぎ、自分であそこに入れてみようか。」

すっかり萎縮してしまったあっくんは、ぶんぶんと首を振った。ほろほろと転がる冷たい涙と怯えてしまったせいで、指先まで冷たくなっている。

「うっ……う~……。できない。やだ……ぁ。」

泣きぬれたあっくんを認めて音羽はふっと楽しげな笑顔になった。その笑顔はあっくんの良く知る大好きな音羽のものだ。

「ごめん。あっくん。冗談だ。」

「……音羽……?」

「一度、意地悪して泣かせてみたかった。可愛いあっくんを虐めたら、どんな顔をするのかと思ってた。やっぱり君は魅力的だね。怖いと言いながら、ほら、俺に叱られて感じてしまったんだろう?」

あっくんのぶかぶかのジャージの上から、とんとんと上辺辺りの容をなぞりながら音羽は嬉しそうだった。
音羽の前以外では、クロッチの部分が全開のありえないぱんつは穿いてはいけないと言ったら、締め付ける下着が苦手なあっくんが、ちゃんとおとなしい七色Tバックで我慢していた。従順な恋人は、濡れた目を向けた。

「だ、だって……音羽が全然知らない人みたいだったから。怖かったけど、ちょっと、厳しい音羽も新鮮だった……。」

「苛められたのが新鮮だなんて、困った淫乱さんだね。」

可愛い恋人の下肢に触れるのも久しぶりだ。音羽が触れただけで、あっくんのぱんつの中身は反応し、次第に芯を持って少ない布の上部から緩く頭をもたげていたものが覗いている。手のひらの中で、容を変えるあっくんの手触りの良い持ち物に、音羽は跪くと先端に軽いキスを贈った。分身は先端に甘い露を浮かべて、頬を染めて音羽を待っていた。
ちゅっ……。

「あ……ん……っ。」

「お終い。」

「え~……、やだぁ。」

「このままベッドに連れて行きたいけど、その前に、活きの良いこいつをやっつけてしまわないといけないからね。いくらなんでも二人で食べるのに、うなぎ5匹は多いよ、あっくん。」

「音羽、うなぎを調理できるの?」

頷いた音羽は元々器用な質で、肉や魚を捌くのもそん所そこらの料理人には負けなかった。学生時代からずっと独り暮らしだったせいもあって、家事全般は容易くこなす。アイスピックを使い、まな板に生きたうなぎをとんと打ち付けると、音羽は小さめのナイフで鮮やかにうなぎを捌き、あっという間に「かば焼き」をこしらえた。グリルで香ばしく醤油の焦げる匂いに、あっくんは中途半端なセクスの続きも忘れて、じっと手元に見入っていた。

「すごいね。前に行った日本料理で出てきた、箱入りのうなぎみたい。」

「そうだろう?たれを煮詰める間に、丼を用意してくれる?」

「はぁい。」

幸せな恋人同士、てんこもりにした一つの丼をつつき合って食べた。

「はい、あ~ん。音羽。精力絶倫になぁれ~。」

「困った魔法使いめ。魔法にかかったから、今夜は寝かせないぞ~!」

「いや~ん。」

とんだ馬鹿っぷるなのに、まるで自覚の無い二人だった。
周囲に誰も居なくて良かったと、さすがに音羽も理性の片隅で考える。うなぎを食べた後は、心ゆくまで互いを貪った。

あっくんは、水から上げた極上天然もののうなぎのように、感度よくぴちぴちとベッドで跳ね、音羽は身体の下に引き込んであっくんを軽快に料理していった。薄い内腿に手を這わせただけで、あっくんは「音羽……」と名を呼んで容易く溶けた。
コラーゲン豊富なうなぎの精が効いたのか、あっくんの肌はいつも以上に弾力がある気がする。ゆっくりと身体を進めると、音羽を深く捉え、あっという間に雄芯を追い詰めてゆく。浅く深く一か所でつながったまま、音羽はあっくんの豊かな金色の髪をかき混ぜた。長い間離れ離れになっていた音羽は、俗にいう抜かずの三発で、あっくんをすっかりとろとろに蕩かせてしまった。

「はふ……っ……、音……羽。」

「ん……。熱いね、あっくん……。」

満ち足りたあっくんの潤んだ瞳に、音羽はそっと何度も唇を落とす。長いブロンドをかき上げた美貌のアフロディーテが、心身を許した狩人に艶やかな微笑を向けた。

「そうだ、あっくん。もう一つに箱にはどんな魚が入っているのかな。下ごしらえだけして冷凍しておくか。何だったら厚一郎に届けておいてもいいな。」

「あのね。あっちは、すっぽんなの。」

すっぽんぽんのあっくんが、音羽の身体の下で甘くくねった。

「す、すっぽん~~!?」

「すっぽんって……。素人の手には負えないだろう。」

その名は、萎えかけた音羽の分身がもう一度頭をもたげるほどの衝撃だった。大抵の事にはもう驚かなくなっている音羽もさすがに呆然とする。

「お魚じゃないの?滋養強壮にはうなぎと、すっぽんが効くってお魚屋さんの小父さんが言ってたの。うなぎは、すごく効き目があったし、きっとすっぽんも精力絶倫なんだよ。」

「あっくん……。ほら、よく見て。これが魚に見えるかい?こいつを捌くのは、プロじゃないと無理だ。」

箱の中を覗き込んだあっくんは、頭を振って威嚇する大きな亀に言葉を失くした。

「いや~ん。おっきな亀頭(グランス)~。」

驚きすぎたあっくんは、思わずずる……と、ベッドから滑り落ちた。
すっぽんの頭に、そういう言い方はおかしいだろう?と突っ込みたかったが、調理されていない生のすっぽんを傍で見たのは音羽も初めてだった。
「これは、引き取ってもらうしかないかな……。」

さすがの音羽も、今度ばかりは頭を抱えた。





今日もお読みいただき、ありがとうございます。(*⌒▽⌒*)♪
明日で最終話です。あっくんと音羽の一場面を描いたのであげたいと思います。
がんばったので見てください。(〃▽〃)

それと、お知らせがあります。

唐突ですが、この作品が終了しましたら、此花はしばらくぶろぐ村ランキングから抜けようと思っています。
改稿作品が結構ありますので、その整理をしてゆこうと思います。
更新はおそらくこれまで通り行いますので、よろしければこれまで通りお運びくださいますようお願いいたします。(`・ω・´)  此花咲耶

アンドロイド

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