FC2ブログ

Archive: 2014年09月  1/1

漂泊の青い玻璃 72

No image

渋谷は、ついに退職の日を迎えた。「渋さん。おめでとうございます。」「野郎に祝われても、嬉しくねぇ。」そう言いながら、花束を抱える渋谷は照れ臭そうだった。「渋さん、一言下さいよ。」「逃げるのは、なしですよ。」「そういうのは、苦手だって言っているだろうが。」「はい、渋さんの挨拶に拍手~!ほら、明日っからいなくなるってんで、泣いているやつもいますよ。」「この野郎、本気で嬉し泣きだな。」「違いますよう。渋...

  •  0
  •  0

漂泊の青い玻璃 73 【最終話】とあとがき・追記など

No image

二人は並んで歩きだした。「琉生さん。ところで、上のお兄さんの尊さんは、もうアメリカに行かれたんですか?」「はい。この前、刑事さんが家にお見えになった数日後に、出立しました。」「やっと皆さんに日常が戻って来た、という感じですか。琉生さんも、気持ちが楽になりましたね。尊さんが傍にいなくなったのは、お寂しいでしょうが、あなたには好きな絵もあるし。」「ええ。やっと落ち着いて絵に打ち込めるから、嬉しいです。...

  •  6
  •  0

直と松本・挿絵

最近はデッサンが苦手でも、参考にできるポーズ集などがあるので助かってます。なかなか時間が取れず、思い通りに描けなくて、悶々としながら頑張ってます。(*^▽^*)好きなことだから♡...

  •  0
  •  0

隼と周二 【眠りのラビリンス・前編】

No image

沢木 隼(さわき しゅん)人と関わることが苦手で、口下手。年齢よりも幼く見える高校生。父親(沢木淳也(じゅんや)の職業は刑事、溺愛されている。同級生の木庭周二と恋人同士。ひどい近視と乱視で、ダサいメガネをかけているが、素顔は絶世の美少年。過去に誘拐されて、心身に深い傷を負った。心身ともに成長が止まっていたが、周二と一緒に居るうちに、少しずつ回復している。木庭 周二(こば しゅうじ)沢木隼と子供のこ...

  •  4
  •  0

隼と周二 【眠りのラビリンス・後編】

No image

妄想の世界に行きかけた周二の脳裏を、大魔神と化した天敵、パパ沢木の姿が横切った。「でもよ、隼。高校を卒業するまでは、ぱんつ脱がないってのが,,隼とくそ親父の決めた純愛じゃねぇのか?」「それはもういいの!ぼくにも、我慢の限界があるんです~。」「じゃ、取りあえず風呂に行かないとな。隼も一緒に入るか?俺、昨夜はそのまま寝ちまったから、洗ってねぇんだ。汚いのはいやだろ?」「周二くんのなら洗って無くても平気。...

  •  2
  •  0