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Archive: 2013年02月  1/2

今更、挿絵とあとがきなど

図書館に、お取り寄せをお願いしてあった、戦後の華族の本が届きました。[元華族たちの戦後史]、[華族たちの昭和史]、[華族]の三冊です。連載終ったけど、読んでみるとなかなか興味深いお話しが転がってきます。いつか、また書きたくなった時のために、___φ(。_。*)メモメモ……上記の絵は、細雪の水揚げの日の艶姿です。お絵かきって、さぼるとどんどん下手くそになってゆくのね。がんばろう、このちん。(`・ω・´)...

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ハートに紅いリボンをかけて……(前編)

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沢木 隼(さわき しゅん)人と関わることが苦手で、口下手。年齢よりも幼く見える高校生。父親(沢木淳也(じゅんや)の職業は刑事、溺愛されている。同級生の木庭周二と恋人同士。ひどい近視と乱視で、ダサいメガネをかけているが、素顔は絶世の美少年。過去に誘拐されて、心身に深い傷を負った。木庭 周二(こば しゅうじ)沢木隼と子供のころに出会い、ずっと思っていた。高校で出会い、昨年秋にやっと恋人同士になった。隼...

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ハートに紅いリボンをかけて……(後編)

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隼の白い裸体に、赤いサテンのリボンが映える。艶めかしい肌は、発光するかのように薄く染まり、ほのかに熱を持って周二を誘っていた。見えそうで見えない部分のリボンをそっと、指でずらしてみる。リボンの下で無防備な隼のピンクのぞうさんが、ほんの少し頭をもたげて恥らっていた。そこにも細いリボンが掛けられていた。扇情的な姿に周二のマンモスも思わず雄たけびを上げる。ぱお~……「や……ん。周二くん、あんまりじっと見つめ...

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ラッセーラな挿絵

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イメージはあるのだけど、なかなか絵にならなくて……(´・ω・`) しかも、途中だし。肌色だし。なので追記に入れておきます。もしよろしかったらご覧になって見てください。間に合わなくてすまぬ~……というか、描く度顔が違うのは、まだまだ発展途上だからでっす。(`・ω・´)...

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桃花散る里の秘め 【作品概要】

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戦国の世。恭順の意を示した隣国の大槻家から、三男義高が人質として送られてきた。藩主はまだ元服も迎えていない10歳の大槻義高を哀れに思い、子供のいる国家老の家に預ける事にした。国家老の家には二歳年下の、大津という深窓の姫君がいる。二人は仲睦まじく日々を暮し、いつしか互いに深く思い合うようになってゆくが、大姫には誰にも言えない秘密があった……しばらく更新しておりませんでした。毎日覗いてくださった方、ありが...

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桃花散る里の秘め 1

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桃の木の紅色の蕾は、日差しを浴びてちらほらとほころびかけている。まだ風は冷たかったが、既に甘い春の香が混じっていた。侍女が切って差し出す花枝を、いとけない少女は次々に受け取り、きゅっと大事そうに胸に抱えていた。「大姫さま。もう、そのくらいに致しましょう。それ以上はお持ちにはなれませんよ。」「だいじょうぶ。それに桃の花は、蕾がまだ固いから、たくさんあったほうが綺麗……あっ!」「姫さま、危ないっ。」胸元...

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桃花散る里の秘め 2

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濡れ縁から様子を眺めていた、大姫の父、国家老が声を掛けた。「大津。義高殿を困らせてはいけないよ。」「困らせたりはしておりませぬよ、父上。転びそうになったのを義高さまに助けていただいただけです。床の間に活ける雛の節句の花は、このくらいもあれば足りましょうか?もう、すっかり蕾がほころびそうになっておりまする。」「そうだな。菜の花と共に、母上が活けてくださるだろうから、義高殿と一緒にそっと勝手の方へ持っ...

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桃花散る里の秘め 3

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8年前。流行病に倒れた愛児の遺骸を抱きしめ、大姫の母は慟哭していた。手当ての甲斐もなく、最愛の嫡男は熱に浮かされ、母の胸で息を引き取った。受け取った幼き骸を布団にそっと横たえると、国家老は父として脇差を守り刀として胸元に置いてやった。「もう泣くな、琴乃。この子は運が悪かったのだ。」「旦那さま……」妻は泣きぬれた顔を上げた。「わたくしがついて居ながら、やっと授かった二人目の男子までみすみす失うようなこ...

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桃花散る里の秘め 4

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国家老の娘は、こうして深く家の中に隠され、雛にも希な美姫に育っていった。病身であるからと、世間からは隔離していたが、隠せば隠すほど密かに噂は広まり、幼いながらに目を引く男子らしからぬその美貌は、父にため息を吐かせた。余り外へ出さない大姫の姿を見るものは少なく、まことしやかに噂に尾ひれがついた。国家老は大姫の秘密を、主の藩主にさえ話さなかったが、それがこの先の憂いとなる。いずれ、困った縁談が持ち込ま...

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桃花散る里の秘め 5

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ある日、藩校から急ぎ帰ってきた義高は、見つけた大姫に因果を含めていた。姿が見えぬと思い、こっそり抜け出したつもりが、振り向けばそこに姿がある。「あ。」「義高さま。大津も……」「姫さま。此度ばかりは、ご一緒はなりませぬ。」「どうして……?」「わたしはこの川の上流に鮎を取りに行くのですから、姫さまをお連れするわけには参りません。上に行くほど流れの速い川なのです。足を取られて転んだら、男でもそのまま一気に流...

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