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Archive: 2010年08月  1/7

小説・凍える月(オンナノコニナリタイ)・21

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18禁です、苦手な方ご注意下さい。「裏の事情は、どこにでも転がってるんですよ。」「これも、立派なお金儲けの「お仕事」ですからね。」成瀬が少年を励ました。「さぁ、がんばろう。もう一回、うまいこと勃つかな?」「目を瞑って。先輩、キモチイイって、言って縋ってみて。」金髪が近寄って、手を伸ばして、少年の中心を緩く扱いた。ゆっくりと立ち上がる、男のしるし・・・「あっ・・・ん・・・せんぱ・・・きもちいい・・・」「せ...

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BL観潮楼様・夏の企画「続・狂った夏」キスしたい・2

BL観潮楼様・夏の企画「夏―心を焦がす恋―」「続・狂った夏」キスしたい・2木本に連絡して泣きを入れた。「周二だけど。この際、ブスでも年増でも何でもいいから、女抱かせて。」このまま放精しないままいたら、下半身がガチガチで石になってしまいそうだった。まじ、死にそう・・・。公園に潜み、若いお姉ちゃんが通るたびに、粗チンで猛アピールする変態野郎の気持がほんの少しだけ分かる気がする。もう顔なんてどうだっていい、...

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小説・凍える月(オンナノコニナリタイ)・22

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「みぃく~ん。ほら、これ見てみな、格好いいよ。」「みぃくんは、こっち。」「パパは、これ好きだけどな。」「ん~?」俺が好きだと言うと、側に寄ってきた。「パパ、これ好き?」「うん、好き。だから、みぃくんのはいた所、見たいな。」みぃは黙って、子供用のブリーフに細い足を通した。後で聞いたら、当時のみぃは、相当無理して俺の期待に応えようとしていたらしい。「だってパパが、大好きだったから。」その時は何も、気付い...

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BL観潮楼様・夏の企画「続・狂った夏」キスしたい・3

BL観潮楼様・夏の企画「夏―心を焦がす恋―」「続・狂った夏」キスしたい・3ポケットに入れていたのが落ちたのだろう、足元の隼の携帯が喚(わめ)く。受信中になっているのは、「子連れ大魔神」の二つ名を持つ隼の父親、沢木からのものだった。開くと「パパ」とディスプレイの表示が点滅してた。「ひ、ひぇ~・・・やばっ、やばっ!」俺は木本に携帯を放り投げ、守役は任務を忠実に遂行した。「ただいま救急車で搬送中です。かか...

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小説・凍える月(オンナノコニナリタイ)・23

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「違うよ。」「そうじゃなくてさ、ちゃんとしたフルネームだよ。」「愁都は、松原愁都ですって、ちゃんとお利口に言えたけどなぁ。」「言えないの?」「同じ年なんだろ?愁都と。」「しゅうと?」子供達は、顔を見合わせたが嘘はつかなかった。「周二叔父さんの、火事で亡くなった子どもだよ。」「知らないの?愁都のこと。」問われて頷いたみぃくんに、知らない話は次々と出てきたらしい。そして、三人から質問攻めにあった。「みぃ...

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BL観潮楼様・夏の企画「続・狂った夏」キスしたい・4(完)

BL観潮楼様・夏の企画「夏―心を焦がす恋―」「続・狂った夏」キスしたい・4(完)「周二くん。」足元に、病院のスリッパが見える。隼の病室の外、ぼんやりと佇んで、俺は入室許可が下りるのを待っていた。あれから三日目、やっと沢木が逢うのを許してくれた。仕事で迎えにいけないからおまえが行けと、退院する日を教えてくれたので、俺はすっ飛んで来たのだった。毎日通ってきてはいたが、ずっと隼の部屋に入るのは許されなかっ...

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小説・凍える月(オンナノコニナリタイ)・24

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「あのね、みぃくんは、サッカーとかしたことある?」「さっかぁ・・・?」どうやら、みぃが困ってしまったので助け舟を出した。「翔。みぃくんはね、お母さんが重い病気でね、サッカーも他の運動も出来なかったんだよ。」「ふぅん。みぃくん、苦労したんだ。」「今度、ゆっくり来た時に、教えてやってくれないか。」「いいよっ!ちょっと待ってて、みぃくん。」翔は、走って自分の部屋からボールを持って来た。「これ、みぃくんにあ...

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BL観潮楼様・夏の企画「パンドラの夏」

BL観潮楼様・夏の企画「夏―心を焦がす恋―」「パンドラの夏」サッカーのクラブチームで活躍していた、従兄弟の蒼太(そうた)兄ちゃんが大怪我をして病院に運び込まれた。チームメイトのスパイクが、膝を直撃してレントゲンで見ると半月板が見事に割れていた。元々、膝に故障を抱えていたのを騙しながら続けていましたからねぇ・・・と、治療に当たった大学病院の先生が冷たく引導を渡した。「両膝にボルトを埋め込めば一般生活は...

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小説・凍える月(オンナノコニナリタイ)・25

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「ぼくがその荷物持つからさ、叔父さん、みぃくんを抱くかおんぶする?」自転車を転がす洸を、みぃくんはじっと見つめていた。「それか、みぃくん。お兄ちゃんがおんぶしてやろうか?」みぃの目が輝き、俺を伺うように見る。年上の優しいお兄ちゃんに、みぃは興味深々だった。「よぉし。みぃ、お兄ちゃんにおんぶして貰え。」背中を向けた洸の上に、みぃをぽんと乗せるとうれしそうに声を立てて、みぃは笑った。「きゃあっ・・・」「...

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BL観潮楼様・夏の企画「パンドラの夏・2」

BL観潮楼様・夏の企画「夏―心を焦がす恋―」「パンドラの夏・2」恋焦がれていたしなやかな獣が、手負いになって俺の目の前に現れた。熱を持ったアスファルトの裂け目に車椅子の前輪がはまって、懐かしい恋人が汗だくで悪戦苦闘していた。「蒼太(そうた)・・・?」「あ、先輩。手、貸してください。」数年ぶりにあったというのに、自然な一言に一気に距離が縮む。膝の怪我はスポーツニュースで流れているのを見たが、選手としては...

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